息子が自閉症になるまでの記録①生まれる前・妊娠時のこと
自閉症スペクトラムと診断された息子(3歳)の育児ブログです。
息子が自閉症になるまでの記録を残しておきます。
①生まれる前・妊娠時 ②生まれた時 ③生まれた後・気付いた時 |
に大きく分けて書いていきます。
自閉症になるまでの記録
記事は分けて投稿しますので、よろしければご覧になってください。
①生まれる前・妊娠時
プロフィールや別ブログ(膠原病持ち~妊娠・出産を目指して~そして出産から育児へ~)で書いておりますが、私には膠原病の混合性結合組織病という持病があります。
妊娠出産は、自分の体調を見ながら主治医の許可を得ての計画的なものでした。
結婚は27歳とまぁまぁ早かったほうでした。
持病も落ち着いていたので、すぐに妊娠は可能ではありましたが不妊症でした。
おまけに男性不妊もあり、長いこと不妊治療を続けて、2度の流産のあとやっと待望の息子を授かりました。
妊娠がゴールではなく、その後は出産するための更なるハードルがありました。
抗リン脂質抗体症候群の疑いで、妊娠前から出産直前までずっとバイアスピリンという血栓予防の薬を服用していました。
妊娠初期から妊娠中期の後半くらいまでは、思ったよりも落ち着いていましたが、早い段階で妊娠高血圧症候群になる可能性が高いと指摘されていました。
■妊娠高血圧症候群とは? |
妊娠20週以降に高血圧を発症すること。高血圧のみの場合を妊娠高血圧症、高血圧と蛋白尿を認める場合は妊娠高血圧腎症と分類される。 |
妊娠糖尿病はギリギリセーフでした。
妊娠後期に近づくにつれて、蛋白尿が出てきたりむくみが出てきたり、血圧もあがってきたということで妊娠32週で管理入院となりました。
ハイリスク出産のため膠原病内科との連携も必須で、自宅からは遠い県立医大病院での出産でした。
私自身は体がどんどんやられていっていましたが、妊娠初期からずっとお腹の中にいる息子は順調そのものでした。
成長具合もいつも標準で、特に異常も見つからず元気いっぱいでした。
ただ先生がボソッと、「頭が大きいんだよな~」と言っていたことはありました。
その時は、私自身が頭が大きいしこれは遺伝してしまったのだと申し訳ない気持ちになっていました。
これが発達障害(自閉症)と関係していたのかは確認していないので分かりません。
出産直前になって、ずっと服用していたバイアスピリンを中止したのですが、それが原因だったのか、突然歩くと痛みが走って歩けない状態になり、片足だけが異常にむくんで、血圧も急上昇をして緊急検査をして「深部静脈血栓症(エコノミークラス症候群)」になりました。
■深部静脈血栓症(エコノミークラス症候群)とは? |
四肢または骨盤の深部静脈に血のかたまり(血栓)ができる病気 |
検査は、血液検査(足の付け根から)と造影CT検査をしました。
急遽バタバタで同意書も書きましたっけ。
CT検査の被ばくについて、胎児への影響はないと説明されて受けましたが(受けざるを得ない状況でもあり)今となっては少しひっかかってきています。
全ての器官が形成されている妊娠後期でのCTは問題ないと、確かに調べると書いてはあるのですがね…。
どうして息子は発達障害(自閉症)になったのか?
疑いのひとつにこのCT検査もありますかね。
自閉症の原因はまだ解明されてはいませんが、少なからず自分自身の妊娠出産が関係しているように思えてきます。
自閉症を完治する方法はない。。
私自身の膠原病も、一生治らないと言われています。
そうそう、私の膠原病も原因がまだ解明されていないんだっけ。
運命は受け入れるしかないので、もう共存して生きていく覚悟はできておりますが、生きているうちに何か特効薬が開発されたりだとか、完治まではいかなくても改善する治療法が見つかったりだとかがあることを期待しています。
息子とは二人三脚で、そして優しくて何でも器用な夫もいるので、家族共々これからも協力して頑張っていこうと思います。
以上、息子が自閉症になるまでの記録(①生まれる前・妊娠時)でした。
最後までお読みいただきありがとうございました。