自閉症児育児‗療育施設の先生が保育所(年少クラス)を訪問した時のお話

3歳半で自閉症スペクトラムと診断された息子の育児ブログです。

息子が新しい保育所に転園して3ヵ月が経過したところで、先日は出来ていることのまとめ記事を書きました。
⇒ 自閉症児育児‗新しい保育所(年少クラス)で出来ていることのまとめ

 

慣れてきた頃ということで、保育所では息子がどのように過ごしているのか、通っている療育施設の先生に見に行ってもらうことをお願いしていました。

先日、無事に終えて電話報告をいただきましたので、内容を書いていきます。

自閉症児育児:療育先生の保育所(年少クラス)訪問について

療育施設の保育所訪問は、以前の保育園2歳児クラス時に経験済みです。
この時期は自閉症診断前に担当心理士さんにも訪問してもらったこともあります。

今回の訪問については、療育施設と保育園側で日程調整をしてもらい、日時が決まったら連絡をもらうということになっていて、7月の最後の週に実施することが出来ました。

訪問した療育の先生は、息子の担当の先生一人でした。

息子には事前に伝えていて、とっても嬉しそうにしていました。
療育の先生は今年4月から変更になりましたが、新しい先生も大好きのようです。

電話報告の内容

訪問時の様子については、その日の夜に療育先生から電話がかかってきました。
15分くらい電話でお話をしました。

以下、電話で話した内容を書いていきます。

・訪問した時間帯は、ちょうど外遊びの時間で砂遊びをしていた。
(雨が降っていなければ外で遊ぶというのが、外遊び大好きな息子には合っています。)・砂場でダンプトラックをつなげて遊んでいた。(特性出ていた?)

・お友達と関わっているわけではなかったが、輪の中に入れてお友達が来ても嫌がることなく遊んでいた。

・今ぐらいの時期の発達であり、やりとりは少ないが同じ場所で同じこと(それぞれが穴を掘る)ということが出来ていた。

・いつもとは違う状態で療育先生が来たのも嬉しくて、先生のところに見せにきたり話しかけたりがあった。

・担任の先生には「〇〇(療育施設名前)にはトミカあるんだよ」と教えていた。

・担任の先生に困っていることを聞いてみた
→困っていることがあるとすぐ言ってくれたり助けを求めてくる、説明も上手でクラスで一番上手に話しているかもと言っていた。イベントは母の事前準備もあり落ち着いて参加することが出来ている。

・担任の先生にサポート出来ることないですか?と聞いてみた
→現状マンツーマンで数名ずつ教えていて、皆と同じくらいのペースで進んでいる(特に問題はないとのこと)、ただし引き続き行事ごとは配慮が必要。

 

療育先生の感想

今回の保育所訪問での感想もいただきました。
療育施設での様子についても教えていただきました。

・普段の集団療育での落ち着いて過ごす息子の様子とそう変わらなかった。

・以前保育園の訪問もしたが、その時はプール拒否していたりもあって全然様子が違った。

・新しい保育所が合っていると思う、転園して本当に良かったと思う。

・担任の先生も素晴らしい関わり方をしている。

・イベントは不安な様子だが、事前に理解がありスムーズに行えている。サポートの仕方も良い。

・療育施設では運動系は苦手だが、音楽や楽器は好きで得意な様子。

(最近は保育所で覚えてきた歌を歌って楽しそうだと伝える)

(ピアノも楽しく続けていると伝える。ただし集中力がなくてすぐ疲れてしまうこともあるとも伝える)

電話で話している最中の息子

療育先生と電話で話していることを息子も知り、15分ほどの電話中は私の近くに寝そべって遊んだり(特性)、隣に座って遊んでいたり落ち着いて待つことが出来ました。

待つことは苦手で以前は「ねえねえねえー」がしつこく何度もありましたが、ずいぶん成長しました。

大人しく待つことが出来て偉いわ~と思いましたが、少しかまってほしかったようです。

電話が終わると私が履いていたスリッパが片方なくなっていることに気づいて、「あれ?どこ行っちゃったんだ?」と私がアタフタして息子を見ると、ニヤニヤしているので息子の仕業だと感づいた私。

私が気づかぬ間に寝室に運んでいました(笑)
(そんなイタズラもするようになったんですね~最近いたずらっ子!)

 

療育先生と私の話が終えた時点で息子に「先生と話す?」と聞くと「話す」と言ったので電話を代わりました。

「大きい箱と消防車・・・えっとミッフィーで遊んでるよ」と目の前の見えるものを見て伝えていました。
大きい箱と消防車はレゴのことなので追加で「レゴで遊んでいる」と伝えてもらいました。

「木曜日、長い〇〇(療育施設名前)だけど頑張ろうね」「うん」

ちゃんと会話が出来ていました。

聞くことが出来て答えることが出来て、スムーズなコミュニケーションに電話を切る直前に先生と私は感激してしまいました。

さいごに

療育先生の保育所訪問、今回は息子も楽しかったようで「〇〇先生がくる!」と嬉しそうに担任の先生に言っていたそうです。

ちなみに以前の保育園訪問の時は、療育先生がくることを戸惑い嫌がる様子もありました。
その違いってなんなんだろう?楽しくなかったから見られたくもなかった??

保育所での息子の様子は、療育先生から見ても楽しそうにしていたとの事でした。

 

療育先生からは、保育所や療育では問題なさそうに見えるがそれ以外家の中での息子の様子(家では甘えて何もしなかったり、癇癪も多いこと)も気になるので、何か困りごとがあればいつでも相談してください、とおっしゃっていました。

そうなんですよね~。
一番の困りごとはまさにそこです。

外では困りごとも、問題もないように見える息子です。

 

これから加配がつくのかつかないのか、近日中に加配保育士の判定会に行ってきますが、多少なりとも息子が加配を必要としているのは事実なので、良い方向に進んでいくといいなと思います。

加配判定会の事前面談は済んでいる段階です。
⇒ 自閉症息子の保育士加配にかかる相談会(判定会)の事前面談

そして何よりも、保育所には毎日元気に登園して、楽しい思い出をいっぱい作ってくれたら最高です。

 

以上、療育先生の保育所訪問について書きました。
最後までお読みいただきありがとうございました。

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