自閉症児育児日記‗保育所の面談~加配制度の申請について~
3歳半で自閉症スペクトラムと診断された息子の育児ブログです。
新型コロナの影響で保育所休園がありましたが、息子が保育所転園をしてから2か月が経過しました。
2か月を過ぎた頃、担任の先生から電話があり一度息子の保育所での様子などをお話したいと呼び出しをされました。
所長さんも同席するとのことでした。
平日仕事帰りの短い時間ではありましたが、約1時間程みっちりお話をしてきました。
今回はその時のこと、加配保育の話もありましたので・・・面談内容について書いていきます。
目次
自閉症息子の保育所の面談、加配保育について
面談・・・呼び出しされるってなかなかないと思うんですよね(笑)
何言われるんだろう・・・と、内心ドキドキしながら向かいました。
事前に準備した資料
今回の面談では、息子の保育所での様子を振り返って今後の話し合いをするんだろうなと勝手に思って、事前に資料があった方が良いと考えました。
以前の保育園の情報も必要だと思って、問題になっていたことを過去の連絡帳より探し出したり。
頭の中だけでは整理出来ないので、一つ一つ伝えたいことをメモして合間でピコピコ文字起こしして資料を作っていきました。
3部(所長さん、担任の先生、自分)用意していって、保育所に着いて部屋に案内されて早速資料をお渡ししました。
すると、やけに感激されてしまいまして。
頑張りすぎているとまで言われてしまって。。
私はただ忘れちゃうからとメモしていっただけなんだけどな~。
結局この資料なんですけど、あとで見といてください→見ますとなりました。
本題が別にあったからです。
(それ言っておいて~となりましたが、資料も見てほしかったのでまぁいいです)
というわけで、きっちり資料を作ったので…
ここに書き写してもよろしいでしょうか(笑)
◎以前保育園での問題、指摘事項 <0歳児クラス> ・お遊戯会の練習ステージで大泣き <1歳児クラス> ・遠足のバスを嫌がり癇癪、大泣き <2歳児クラス> ・自分の要求を押し続ける ◎新保育所でのこれから気になること ・「保育所泣いちゃうから嫌」→「泣いてもいいんだよ」というソーシャルストーリーを作成 ◎保育所の日の家での様子 ・「泣いちゃう」「泣いちゃった」と寂しそうに言うものの「楽しい」とも言っている |
保育所での息子の様子
1時間ほどの面談では、最初に準備していった資料を見ながら困りごとについての話をしました。
息子の保育所での様子も詳しく教えていただきました。
ソーシャルストーリーで、”何をするか分からない時は先生に聞く” と言っているのもあって、息子はいつも担任の先生の後ろをついて歩き、いなくなると探しているようです(笑)
絶大なる信頼ですねぇ。
言いたい事は言う、ちゃんと教えてくれるそうです。
人がいっぱいいて騒がしいのはやはり苦手なようで、耳ふさいで端っこにいることもあるのだそう。
(やっぱり耳ふさぎはしているのですね・・・)
保育所では大人しくて、家では他害があることもチラッと言いました。
そういうタイプのお子さんいますよ~と所長さんが言っていました。
保育所で負担かかっている分、家での他害がひどくなっていたら申し訳ないですね~とも言われました。
(今までそんなことを言われたことがなくて、感激しました・・・)
自閉症のこだわりについて話すと、過去関わった自閉症児の経験談もお話して下さいました。
最後の最後に余談で、息子がピアノを始めることになったことを報告しました。
ピアノの話までするとは思いませんでしたけど。
⇒ 自閉症児育児日記‗ピアノに興味持った息子、ピアノ教室体験見学の様子と感想
それとミッフィー好きで自然とか可愛いものとかも好きで女の子のようであること、このままでもよいのかという相談もしましたかね。
(私は何を相談してるんだか・・・)
これについては、
「今は可愛い男の子が人気ですよ♪」
なんて言っていました!
もちろん私も無理に変えさせようなんては思っていないのですが、何だかすごく安心しました。
加配制度の申請について
はい、ここからが本題でした。
加配保育についてです。
私の早とちり、すみませんでした。
新しい保育所は加配制度が利用できる保育所です。
ただし入所申込みする時には、加配枠で保育所申込みをすると加配保育士さんが見つかるまで待機状態となって、保育所に入れなくなるということが発生するため、とりあえず通常枠での入所申込みをしました。
通常枠で入所してやっぱり配慮が必要だと保育所の判断でなった時には、改めて加配制度を利用しましょうと。
保育所は通常枠で入っていることを受けて、所長さんがサポートセンターに確認の電話を入れたようです。
「加配しなくていいとは言っていない」との回答だったとのことです。
息子が危険な行為をしたりとか、大きな問題はないようなのですが
「加配の申請をしてもよろしいですか?」と言われました。
私は、ゆくゆくそうなっていくだろうと思っていたので了承しました。
思ったより早かったですが。
話を聞いていくと、3歳児クラスの保育士の手が足りていない現状のようで、もっと他児にも手が回るようにしたい。
要は保育士が足りてないから加配制度をうまく利用して人を確保したいとか?
クラスの中に息子以外に支援が必要な子はいないということでしたが、もしかしたら実は他にいるとか?
すみません、勝手に想像しまくっております。
加配制度、申請することになりました。
保育所側で申請をして、後日加配制度の判定会というのがあるようです。
大学病院から専門の先生が来るようで、そこには所長さんも同席して、もちろん息子を連れて行き様子を見てもらい判定するそうです。
役所から、判定会前の資料作りとして事前の面談があるようです。
30分くらいの面談に今呼ばれていますが、まずはそちらに行ってきます。
そして判定会の日時が決まると思うので、後日行ってきます。
さいごに
今回の保育所の面談、まさかの加配制度申請のお話がメインでしたが、なかなかゆっくりとお話出来る機会もないので良かったです。
新しい保育所では、所長さんも親身になって息子のことをきにかけてくれるし、安心できます。
何だかんだで息子も楽しく過ごしてくれるので、本当にありがたいです。
転園で息子には大きな負担をかけてしまいましたが、転園によって、加配制度を含めより良い環境にはなっているはずなので・・・
毎日楽しい保育所生活を送れるように見守っていきたいですね。
最後までお読みいただきありがとうございました。