自閉症児育児‗他害された件で保育所へ確認、面談に行ってきた話

3歳半で自閉症スペクトラムと診断された息子の育児ブログです。

今回は、先日保育所に呼ばれて面談してきたことについて振り返ります。

 

自閉症息子が他害された件を確認、保育所と面談

まずTwitterに投稿した内容から・・・

 

 

そんなわけで面談をしてきたわけですが、園長先生と担任保育士の面談は2時間近くかかりました。

うちは送りは早朝保育で、迎えはじいちゃん(時々ばあちゃん)なので、担任と話す機会ってまずないんです。

そんなこともあって連絡ノートを使ってやり取りはしていたのですが・・・
担任も実はこうしてゆっくり話したかったんだとか言われました。

お二方ともお忙しいのにありがとうございました!!

息子が他害された件についての経緯

他害されたことについては、息子本人がまずばあちゃんに教えてくれたそうです。

「〇〇くんが叩いてきて嫌だから保育所に行きたくないの」
「〇〇くんはイタズラする、声がうるさいから嫌なの」
「本当は一人で遊びたいのについてくるの」
「先生にいつも怒られてるんだけど、全然言う事聞いてくれないんだよね~」
「どうしたらいいのかな?もうどうしたらいいか分からないんだよ」
「(叩かれたことは)先生には言わないでね。ばあちゃんが〇〇くんのお母さんに言えばいいんじゃない?」

など、ばあちゃんに話し始めたのだとか。

ちなみにこのことは私にも知られたくなかったようです。

今回他害をしてきた子は、私認定で多動のある男の子。

前からちょこちょこ息子は絡まれてますが、「元気すぎるんだよね」とか言って嫌がる様子はなく。
「ちょっと好き」とは言ってました。

それが少し変化してきたのかもしれません。
色々やられすぎて。

ちなみにこの多動の子とは別に、別な子の名前も出して
「〇〇くんはレゴ壊さすの(壊すということかな?)」ということもばあちゃんに話したそうです。

息子は意地悪してくるんだと、感じているようです。

 

多動の子に関しては、まず連絡ノートに事実を報告しました。
上記のように息子は言っていると。

「最近の〇〇くんとの様子はどうですか?」
「保育所に行きたくないと言い始めているので心配です」

と、加えて連絡ノートに書きました。

担任保育士からは、連絡ノートに返事はなくて。
「会ってお話出来ればと思います。(私の)新しい仕事についてもお話したいので」と返ってきました。

問題が起こると、マニュアルでもあるかのように文章では残さないように思います。

というわけで後日面談する運びとなりました。

担任保育士との面談内容

面談では、まず他害の件の話をしてから、息子の保育所での様子や家庭で様子を話したり。
私の新しい仕事について説明したり、預かり保育時間についての説明を受けたり。

他、雑談的なことも話してきました。

他害について

まず今回の他害についてのお話です。

息子は「保育所行きたくない」とは言ったものの、過去に以前保育園で経験している登園渋りと比べたら全く違いました。

寝る前にチラッと言う事はあっても、翌日朝にはいつも通り元気に登園するみたいな感じで。

そんな中で担任保育士の話を聞いて、やはり心配するような深刻なことではなかったようです。

確かに多動の子は息子にまとわりついて、遊びを邪魔したりはあるらしいのですが、息子も息子で「嫌だ」と言ったり歯向かっていったりしているそうで。

一度、手こそあげないものの「フンッ」と怒りをあらわにして、相手の子が逆に委縮して息子を逆に気遣うという場面もあったのだとか。

「お母さん、大丈夫です。息子くんは頼もしいです」
とまで言われてしまいました(笑)

そしてその多動の子は、息子だけじゃなくて、自分の興味がある遊びに色々なところで邪魔をしているようで、被害は息子だけじゃなく皆困っているという状況まで教えてくれました。

何となく、相当苦情が出ているんだろうなぁ~と察知しました。
(でも確か、親御さんは認めてなかったような話でした)

 

息子がよくその子のことを話してくれます。存在が気になるのかな?

行動が目立つからなのか、息子はよく見てるんですよね。
担任保育士に聞くと「全くその通りです」と言われることも多くて。

 

今回の他害の件で、私がどうしてここまで騒いでいるのかというと、

過去に登園渋りがあったこともありますが、この多動の子とは家も近いらしく、この先小学校中学校が一緒で長い付き合いになる。

ここで拒否が出てしまうと後々苦しいなというのがあって、何とかしたかったのです。

でも結果、今のところは大丈夫そうで息子も
「〇〇くんは、もういいの!あきらめたの!」と言ってました(笑)

強いな~。

頼もしい!そしてたくましい!!

今後も何か問題が起こる事も予想されますが、お互い良い関係で過ごしていってくれればと思います。

 

ちなみにもう一人のレゴ壊された子ですが、この子も実は多動気味というか問題のある子らしくて。
園長先生が「クラスに結構いるんですよね。増えてますよ」と言っていました。

そっか~。
そういうことだったのか、と妙に納得しました。

以上、他害についての話はこれで終わりです。

保育所での息子の様子

続いてせっかくの機会なので、保育所での普段の息子の様子を聞いてきました。

・お給食当番の子が立つピンクの線に、ミッフィーとトトロを並べてごっこ遊び、会話をしている
(おそらくこれが息子が「誰も来てくれないんだよね」といつも言っている独特の遊びなのかと・・・)

・息子がミッフィー好きなのが知られているから、皆がミッフィーを持ってきてくれる

・レゴ作ってると皆が寄ってくる、その寄って来た子と少し会話はしている
(レゴ作るのが好きな女の子がいて、いつも一緒に互いに作って遊んでいる)

・給食の席は定位置でおやつの席は自由だけど、息子は席はいつも同じ席に座り毎日周りの子が変わる

・他の子が泣いてた話、〇〇くんは〇〇(キャラクター)が好きなど事細かに教えてくれる
(これは帰宅後教えてくれて、担任保育士に言うと「全てその通りです」と言われた)

とまぁ、こんな感じのことを聞いて、息子らしいなとほんわかしました(笑)

息子の特性について

続いて息子の特性についての話です。

特性についてはほぼ伝えているのですが、保育所に関連したことや思いついたこと、最近出てきた特性などをお話しました。

・何か考えているような時はよくグルグル回っています
・勝ち負けや順番のこだわりが出てきたので、早朝保育もお迎えもより早い方が好きです
・年中になりクラスが変わること、先生が変わること、新しい環境で不安が強くなります
・そして保育所では我慢して頑張った分、家では荒れやすくなります
・最初が肝心で、不安なく早く環境に慣れるように願っています

などをお伝えました。

年中クラスからの預かり保育時間について

保育所側的には、おそらくこの預かり保育時間がメインだったのかな?と思います。

私がフルタイム外勤を終了して自営業となり、保育認定に関しての書類を提出しました。
その内容について詳しく聞きたかったようです。

今後の勤務時間と預ける時間の確認ということで。

基本私は変えずにいこうと思っていたのですが

「年中から早朝保育をなくして預ける時間を少し遅めにして、最初から年中クラスに登園というのはどうですか?」と提案されました。

続けて園長先生が

「早朝保育(異年齢児の合同保育)は、最初は新しいお子さんがほぼ泣いてます。それに息子くんが不安になってしまわないかも心配です」と言いました。

この背景には、保育士不足や、保育士の時間外勤務の問題もあるようで。。

・年中クラスからの登園時間に合わせるか
・早朝保育の時間を遅らせるか

いずれにしても、少し変化が伴うことになりました。
息子にとっては一大事なのです。

 

面談終わってすぐ、私はまず息子に確認をしました。

「〇〇さん(年中クラス)になったら、朝のクラスには行かないで〇〇さん(年中クラス)に行くことになるかもしれない」

「朝のクラスは、最初は初めての子がいっぱいいて、泣いている子もいっぱいいるんだって」

「朝のクラスでいつも遊んでいるミッフィーは、〇〇さん(年中クラス)でも遊べるようにするからね」

息子は「ふーん、そうなんだ」と自分なりに考えて
「〇〇さん(年中クラス)でもいいよ。じゃあ一番に行こうね」と話していました。

4月になるまで、徐々に慣らしていこうかと、早朝保育の登園時間を30分くらい遅くしました。
これでも通常保育が始まるまでは30分くらいは遊べます。

息子は特に変わらず登園出来ました。

ただ少し遅くすると人も増えていて、今までは同じクラスの子の中で息子が一番早かったのですが、その順番も変わってしまいました。

でも息子は気にする様子はありませんでした。

 

いよいよ4月に入る直前、再度息子に確認してみました。

すると息子は少し小声で、朝のクラスでも遊びたいことを話しました。
少し遅い登園にも慣れていないところでまた変化するのは、私もあまり無理はさせたくなくて。

「赤ちゃんいっぱい泣いてるかもしれないけど大丈夫?」
とか懸念されることも確認しましたが、Twitterでも書いたようにそれでも大丈夫だと言いました。

 

 

というわけで、今のところは早朝保育の時間を遅らせて対応しました。
今後の仕事などで変わるかもしれませんが、極力毎日同じパターンでいきたいです。

あとから思ったのですが、最初は新しく入ってきた子が泣いているという話も、最初は慣らし保育だと思うし早朝保育は利用しないのではないのかな?と。

保育所側の事情もよく分かるんですけどね。
でも息子が変化に敏感だから、それで不安定になってしまう方が私は怖いです。

少しの変化はしましたが、息子は変わらず元気に登園しているので良かったです。

面談を終えて

他、偏食についての話や、以前保育園での登園渋りのこととか色々話しました。

なかなかゆっくり話すことも出来ないので、話す機会が出来て良かったです。

息子がいると出来ないですからね。
息子は、自分がいる時に自分の話をされるのを嫌がります。

 

今後、新しい年中クラスの先生がどうなるかですが、また機会があればお話出来ればと思います。
何かあった時はまた呼ばれるかもしれません(笑)

小さいことでも気になることはどんどん聞いて話して、残り2年となった保育所生活を毎日元気に楽しく過ごしていってもらえればと願っています。

最後までお読みいただきありがとうございました。

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