自閉症息子の成長障害(低身長)記録~身長伸ばすため実践していること~

3歳半で自閉症スペクトラムと診断された息子の育児ブログです。

今回は息子の成長障害(低身長)についての記事です。

成長障害の診察は、前回から2回の診察を終えました。
今回は診察の記録に加えて、身長を伸ばすために現在行っていることについて簡単に書いていきたいと思います。

 

直近での前回診察記録の記事は下記になります。
⇒ 自閉症息子の成長障害(低身長)通院記録と水腎症の経過

 

自閉症息子の成長障害(低身長)診察記録

診察は振り返る間もなく次の診察になってしまって・・・
すでに2回の診察を終えています。

(ブログが追いつかなくて悲しいです・・・)

1回目は、息子を連れての定期診察。
2回目は、親だけが行って話を聞いて今後の話をして終了。

それぞれ詳しく内容を書いていきます。

診察(1回目)

1回目の診察は、息子が同行です。

診察だけであれば、いつもはじいちゃんばあちゃんに連れて行ってもらうことが多かったです。

ただ今回から、私が在宅ワークに切り替えたこともあって、時間の調整がきくようになりました。
今後は基本的に私が対応することになりそうです。

息子には、今回は先生の診察だけだから
「痛いこともしないし、すぐ終わる」と言っていました。

診察

まず診察前の身長体重測定です。

息子、身長が伸びてたぁ~!
いつもの息子の緩やかな伸びだけど、看護師さんが驚いて再測定するほど変化していました。

診察はもう慣れっこなので、息子と先生、受け答えもスムーズでした。
この日はスライムを持って行って先生にアピールしてたっけ(笑)

何かしら持ち歩くのって、こうやって誰かに反応してほしい時もあるようです。

 

先生に相談するのは、やはり息子の身長の伸び具合とこれからのこと。

先生としては
・成長ホルモン負荷試験5回目をやりたい
・念のため脳に異常がないかを調べるのに、脳のMRIを撮りたい

というのを再度言われました。

 

ちょうど診察を受ける直前に、息子の足の爪(親指)がスプーン爪になっているのを発見しました。

おそらく偏食で栄養が行き渡っていない結果なのかと・・・
せつない実情でしたが、先生に相談してみました。

先生は息子の足を確認して、デジカメで写真を撮りました。
スプーン爪は大人でもなる方もいるらしく、鉄不足などで起こる可能性もあると。

ただ鉄が不足しているかどうかは、検査をしてデータを総合的に診てみないと何とも・・・
ということで、急遽血液検査をすることになってしまったわけです。

それと、手のレントゲン検査も行ってから帰宅することになりました。

採血

というわけで予定外の採血となったわけですが・・・

もはや注射に慣れてしまった息子は、特に混乱することもなく受け入れてくれました。
ただ今回は採血に手こずられ、1回針を抜いてもう片方の腕で採血というトラブルはありました。

我慢強い息子も、「イテッ」と何度か言ってましたね。
多分、グリグリ血管探られたんじゃないかと。
(私も持病の採血で経験あるのでよく分かります)

結局、いつも成長ホルモン負荷試験の時に点滴針を刺す場所と一緒の手の甲からの採血でしたね。
ここの場所は痛いと思うけど、息子頑張ってましたね。

レントゲン

そしてもう一つの検査は手のレントゲン検査です。

レントゲン検査は初めてです。

痛くないしすぐ終わるであろうことは分かってはいましたが、それでも初めてのこと。
息子にもそれとなく伝えましたが、特に大きな混乱はなく終わりました。

レントゲン室に入ると、私に「これを着て下さい」と防護服を渡されました。
少し重めのその防護服、お腹にはパンダの絵が。

それを見た息子と私、思わず爆笑。

「お母さんカッコイイでしょ?」
「え・・・全然カッコよくないー!」

息子は私の膝の上で片手を台の上に広げて、動かさないで一瞬で撮影は終了。
あっという間に終了でした。

 

防護服を着た時、出産直前のことを思い出しました。

持病がありハイリスク出産だった私は、妊娠後期から管理入院していたのですが、出産直前で異変が起こって急遽CT検査を撮ったことがあるんです。

その時に着たのが、胎児を守るための防護服でした。
もう突然のことだったので、考える間もなく同意書にサインをして緊急検査という感じでした。

少し重い防護服を着た時、その重い感じが出産直前のCT検査とリンクして思い出されたのでした。

 

出産前のことは過去記事で書いておりますので、よろしければご覧ください。
⇒ 息子が自閉症になるまでの記録①生まれる前・妊娠時のこと

 

手のレントゲン検査を終わって帰宅となりました。

まさかの採血、レントゲン検査まであって、息子は帰りの車の中で疲れて眠ってしまいました。

診察(2回目)

2回目の診察は、検査結果を聞くだけの診察で親だけでもOKとのことでした。

息子には保育所に行ってもらい、私と夫で診察に行くことにしました。

診察

前回診察から1週間後ということもあって、息子の変化もなく。
検査結果を淡々と聞くという感じでした。

ただ、息子がいない分じっくりとお話が出来て良かったです。

検査結果

まず血液検査の結果からです。

懸念されていた「鉄」は、やはり少し低め。
それと成長に欠かせない「亜鉛」もやはり想像通りやや低め。

カルシウムは正常だったことが意外でした。

逆に何から摂れているんだよ?っていう話でした。
(牛乳は一切飲めないから・・・カルピスなのかな?)

腎臓や肝臓のデータは正常値でした。

 

それと、成長障害とは関係のないところですが・・・
何かしらのアレルギー反応が出ていて、アレルギー体質であることが分かりました。

アレルギー検査は、詳しく検査しないと何のアレルギーなのかは分からないようですけどね。

おそらく・・・花粉症、鼻炎このあたりはあるような気がします。
乾燥や暑さで皮膚も痒がるから、もしかしたらハウスダストとか、アトピーとか。

夫がアトピー持ちなので、可能性がないわけではないのかなと。

 

つづいて手のレントゲンの検査結果です。

こちらは、今の骨の成長がどのくらいなのかを調べるために検査したようです。

息子の骨の成長ですが、まだまだ伸びの余地があるようでした。
むしろこれから伸びる要素があると。

やはり体の機能も遅れているので、ゆっくりめの成長なのかなと感じました。

骨の成長が遅めではあるけど、成長が早過ぎるのもいけないそうで。
まだまだこれから成長する可能性があるということで、とっても希望のある言葉をいただけて嬉しかったです。

こうなってくると、やっぱり食事面や睡眠とか、そこが大いに影響するんだろうなぁとも感じました。

投薬(鉄・亜鉛)

血液検査で引っかかった「鉄」と「亜鉛」の不足ですが。

「息子はご存知の通り偏食が激しく、これらの栄養素を食事で摂ることは難しいので、何かサプリや薬があれば実践してみたいです。」

ということを先生に伝えると、薬を処方していただけました。

とはいえ、薬を処方されたところで素直に飲むかっていったら飲まないんですけど。

先生もそのへんの事情は分かっているので、1滴でも、ジュースに混ぜてでも飲めたらということで、緩めに考えているようでした。

 

いつもの慢性便秘薬と一緒に服用するということで、とりあえず10日分の処方となりました。

厳密に言うと、亜鉛は食後が効果があるようなのですが、慢性便秘薬が食前になっているので、負担なく出来るように同じく食前で良いという判断で処方していただきました。

一般的には「食後」ということで、気になった薬剤師さんが先生に問い合わせをしていました。

でも結局先生は「食前」で良いと意見を曲げず、医師の立場ってやっぱりすごいなと思った出来事でした(笑)

息子が薬を実際に服用してどうだったか?については、次の項目で詳しく書いていきます。

身長を伸ばすために実践していること

1、鉄

こちらは今回処方になった薬です。

オレンジ色の液体です。どうやら甘いようです。
飲みやすいように甘くされているのだと思いますが、息子はそれが苦手です。

そのままは絶対に飲んでくれないので、りんごジュースに混ぜて飲ませた初日。
初っ端から拒否!すぐに変化に気づいてしまった!

翌日、カルピスに混ぜて再挑戦。
今度は見た目が若干オレンジ色に変わっていて受け付けず。

さらに翌日、カルピスに1~2滴だけ垂らして再挑戦。
見た目はよく分からなくなったけど、味が変化したのかいつもより進み悪く。

4日目、鉄はサプリ米で摂れてるかもしれないし、ということでほぼあきらめる。

うん、やっぱり息子は手強いですね(笑)

2、亜鉛

こちらも今回処方になった薬です。

白い粉薬で甘いシロップと一緒に処方されましたが、単独で飲むわけがないと判断。
それと、量も元々そんなにゴクゴク飲むわけではないので・・・

粉薬だけをいつものカルピスに混ぜることにしました。

慢性便秘薬の粉に加えてになりますからね。
さすがに変化はありありですよね。

粉っぽさはあると思います。
でも少しの味の変化くらいで、亜鉛の方は、慢性便秘薬同様に何とか受け入れてくれました!

ばれないように、騙し騙しで飲ませているこちら側ですが、息子的には実は全部気付いているというオチです。

便秘についても、低身長についても、この薬を飲まないと改善されないということを理解しているようです。

頑張ってるんですよね、息子。

3、サプリ米

サプリ米については、Twitterにも投稿したとおりです。

こんなのがあったのか!という衝撃は大きかったですが、これはもう優秀すぎます。
何がすごいかって、全然気づかれていない(笑)

やっていることの中では一番手軽かもしれません。
良い商品に出会えたと感激しているところです。

 

 

4、肝油

肝油は、身長を伸ばすというよりも全体的な栄養を補うために、毎日食べさせています。

一時期食べてくれなくなったことがあり心配しましたが、最近また復活しました。

食べてくれなくなったのは、歯にくっつくとか、ちょうど歯が痛くなった時と重なったりがあって。
”肝油を食べると歯が痛くなる” というのを気にして食べなくなりました。

実際はそうではないのですが、こんなことはしょちゅうです。

肝油を食べてくれなくなるのはイタイので、復活して良かったです。。

5、マックシェイク(もどき)

息子はマックシェイク(チョコのみ)が突然好きになりました。

そんなに毎日マックにも行けないので、家でもマックシェイク風に作れる方法はないかな?と調べ始めました。
そして良い方法を思いついたのです。

成長期応援飲料(セノビーやセノビック)を使って出来たら最高じゃないか?
これだったら、苦手な牛乳も併せて摂取できるかも!と淡い期待。

 

市販されているセノビーとセノビック。

どちらが良いか悩みましたが「セノビックバー」の方を以前息子に試してあまり続かなかったので、今回は「セノビー」で挑戦してみることにしました。

そして・・・

これは我ながら上出来で、息子にヒットしたようです!

材料は、
・セノビーの粉末(ココア)
・バニラアイス
・牛乳

を混ぜるだけ!

アイスと牛乳の比率はアイス多めで作っています。

(ちなみにアイスは、粉末とメーカーを合わせています)

最初は甘すぎたり、息子の口に合うまで調整が入りました。
今は多分ベストな状態で作れていると思います(息子の飲みがいいので)

それでもゴクゴク飲み干してくれるわけではなくて、すぐ「カルピス」を要求してしまう息子。
「マックシェイクあと〇回飲んだらね」という条件をつけて、何とか毎日飲んでもらっています。

牛乳は一切飲めないので、牛乳も少しだけ摂取できているのあれば、ほんと十分ですよ。

以上、今行っていること5つを挙げて書いてみました。

さいごに

今後の検査や治療がどのように進んでいくかは分かりませんが、とりあえず今出来ることは行っている感じです。

上記の「身長を伸ばすために実践していること」を行っていますが、息子の身長が少し伸びたようにも感じます。

最近「あれ?少し伸びた?」ばっかり言っている私や夫、じいちゃんばあちゃん。
これが気のせいではないといいです。

息子も背が小さいことを気にし出している節もあって、頑張ろうとしています。

自分なりに努力している分は、効果が現れてほしいなぁと切に願っています。

 

長くなりましたがこれにて終了いたします。
最後までお読みいただきありがとうございました。

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